ミラージュオーシャンログブック2

砂漠世界のゲへナで海を舞台にして島から島へと「揺らぎ」という魔術的現象を解決しながら「永久の風」の秘宝を追い求める海洋冒険シリーズ!1巻を読んだ時、続巻も魅力溢れる島々(ちなみに1巻では巨人の島、人間と人魚が共存する島が登場)や「揺らぎ」が登場してワクワクさせてくれるんだろ?おそらくワンピース並に続くに違いない楽しみだ!と期待していたら最終巻だった。どうも無理矢理終わらせた感が漂ってしょうがない。主人公のライバル的存在やシャーファの生みの親を探しにいく話がエピローグで語られるだけなのは残念だった。
良かったクライマックス。
主人公アーディルは父親バハル(ファファール海が消滅する可能性のある秘宝を使おうとしている)を説得するために「揺らぎ」の効果で母親や友達などバハルの愛する人々を実体化させる。アーディル「誰もいないと、伝説なんか生まれない!伝える人たちが誰もいない世界なんて、面白くないっ!」ナイス説得、GJ。と思っていたが、バハルは実体化した人々を冥極刀で斬りまくっていた(怖すぎるよバハル。空気読もうよ!)。
そして説得不可能のバハルとの戦闘。よし最終戦闘だな、皆で全力を尽くして戦うのだ!と思っていたが、一対一の戦いを宣言するアーディル(絶対勝てないよ!相手超強いし冥極刀とか持ってるし。空気読もうよ!!)。絶対バハルが実力で負ける訳はないが、GMも色々考えた末相打ちとなっていた。

ミラージュオーシャン・ログブック2 Replay:ゲヘナ ~アナスタシス~ (integral)

ミラージュオーシャン・ログブック2 Replay:ゲヘナ ~アナスタシス~ (integral)