極道☆キラリ3

シリーズ完結。最終巻面白かった!
ミッション07探し求める、彼女の行方は・・・。
逃亡させる予定だったシリーズ最終ボスが、予想外にも倒されてしまう。グループSNEリプレイのこういう予想外の展開が好き。TRPGの醍醐味だと思う。一番気になったのは女装強要が趣味、そういうのもあるのか!ところで男に女装を強要する男を見ると大好きな海外刑務所ドラマ「Oz」のシリンガー(白人至上主義の怖い男)を思い出す。
ミッション08歯止めをかけたい、彼女の力を・・・。
キャンペーンボスをあっさり倒し無事日本に帰るらいか一同。ホーリィメイデン佳代子を助けるためセラフィムに彼女を預けるが・・
らいか「なによ、フルチンでかっこつけて。」ところでフルチンという言葉を聞くとバキとシコルスキーの対戦を思い出す(バキ「そのままだ.フリチンのままでいいんだよおめェは」)。
ファイナルミッション 僕が探す、すべての決着。
デモンパラサイト開発スタッフと協力して最強のラスボスを作り出したGM。そして圧倒的なパワーでPCに圧勝する!!っていうかここまで来て、らいか《魔種吸引》されて普通人になっちゃったし。完全なGM達の敵データの作成ミス。戦闘中は全然攻撃が当たらないボスにPC達はストレスが溜まっただろうなと思う、そしてその状況にGMは冷や汗ものだったろうなと思った。だがTRPGをやっていれと意外と遭遇することになる場面だ。
ファイナルミッション♯ 僕らが探す、本当の決着。
《魔種吸引》の後遺症によりらいかは聴力を失い心肺機能も低下してしまう。そしてらいかは力を取り戻すため、再び悪魔寄生体に感染しようとする・・・(ただし三分の一の確立で死ぬ)
ラストでさら追加でらいかに後遺症。記憶の半分を失くしてしまい、9歳児までの記憶しかなくなってしまう(聴覚も失くし、心肺機能も低下したまま)!なんて悲惨なラストなんだ!?と思ったが、らいかという前向きなキャラのおかげで暗い話にはならなかった。
しかし1つ気になるのは本の値段。この極道☆キラリは780円(税別)なんだが、同時期に発売されたダブルクロスリプレイ・デザイアは680円(税別)でページも極動☆キラリより70ページ近く多い。何故だ!?