魔術師マーリン第１３話　最終回

海外ドラマ 魔術師マーリン

「偉大なる魔術師」
アーサーとマーリンたちは森で巨大な謎の怪物に襲われ、騎士がひとり命を落とす。ガイアスは、怪物は“探求の獣”だとウーサー王に告げ、世の中に激変が起きる前触れだと進言するも迷信だと退けられる。ウーサー王は国民を安心させるため、アーサーに怪物退治を命じる。ガイアスは“探求の獣”にかまれたら、死を防ぐ手だてはないとマーリンに忠告。アーサーはマーリンと騎士たちを率いて森へ行き、怪しい音のする洞くつの中へ…。（公式より）
そして“探求の獣”（豹の体に顔はコブラというトンデモない外見しかもデカイ）とタイマンを張るがアッサリやられるアーサー。
怒ったマーリンは魔法により一撃で“探求の獣”を倒す！（えぇ〜）しかしアーサーは既に咬まれていて意識が戻らない。治療のため様々な魔法を試すマーリンだがどれも効果がない（「太古の魔法には効かん」by物知りガイアス）
城中が悲しみに暮れる中（処刑王ウーサーまでもが！）、マーリンはいつも通りドラゴンにアドバイスを貰いにいく。
いつも適当なことしか言わないドラゴンだが、今回に限り役立つアドバイス（直せる古代の魔法が存在する。そしてそれを使える人物がいる場所まで！）をくれる（さすが最終回）。しかし最後に不吉な一言「若きペンドラゴン（アーサー）は生きねばならない、いかなる犠牲を払おうとも」
マーリン旅立ちの日、ガイアスはマーリンに地図とウサギの足（幸運のお守り）を渡す。
ドラゴン曰く　人々が「祝福の島」と呼ぶ場所まで旅せねばならん。白い山脈を越え、死せる王達の谷を過ぎよ、メイドールの大海原の北に湖がある
これはたどり着くまで数話かかるのは確定的に明らかと思っていたら、湖に着いていた（早過ぎだろっ！！赤兎馬かっ！？）。
そして「祝福の島」には、ウーサーの宿敵ニムエの姿が！？（先週の次回予告で知ってたけど）
ニムエ曰く　命を扱う古代魔法はやはり犠牲も必要　つまり別の命の犠牲が。しかし躊躇うことなく自分の命を差し出すマーリン（ニムエに「命の杯」からとけだした水で回復薬を貰う）。
城に戻りアーサーに回復薬を与えると、アーサーは回復する。しかしマーリンはその代償として死ぬこととなる。が無事に翌日を迎え喜ぶアーサーだったが、自分の母親が代償に選ばれたことを知る。
怒ったマーリンはドラゴンのもとへ。ドラゴンには全て解っていたらしい。ドラゴンの野望には、再び魔法を復活させるアーサーも、そのアーサーの護衛役であるマーリンも必要であるらしい。自分と手を組むよう誘うドラゴン（竜王かっ！？）。しかし誘いを断るマーリン。ドラゴンは炎を吹きマーリンを焼き殺そうとする（野望はどうしたんだ？）。
無事逃げ延びたマーリンは、再びニムエと取引する決意をする。アーサーとグウェンに最後の言葉を残し、翌日。ガイアスの姿がないことに気づく。マーリンへの置手紙が残してあり、ガイアスからのマーリンへの想いが書かれていた。ガイアスは自らの命を犠牲にするため「祝福の島」へと向かったのだ。
ドラゴン曰く　人々が「祝福の島」と呼ぶ場所まで旅せねば以下略
湖に着いた（だから早過ぎだろっ！？千里馬かっ！？）　ニムエ「またここで会えるとは思わなかった」どうやらニムエの予知能力でもガイアスの登場は予知出来なかったらしい。
そしてニムエと取引するガイアス（どうやらこの２人にも色々会ったらしい）。

ニムエのそばでガイアスは倒れている。
どこへ行っていたンだッ　未来の偉大なる魔術師ッッ
俺達は君を待っていたッッッ　マーリンの登場だ――――――――ッ　ニムエ「思ったより早かったな」（早かったってレベルじゃねーぞ！！穆王八駿の１頭かっ！？）
怒るマーリン　魔法バトル勃発　マーリンの魔法は全然ニムエには通用しない、そんな風に考えてた時期が俺にもありました。マーリンは死んだ振りをして相手の隙を突いてデイン系の魔法で二ムエに止めを刺した（デイン系は勇者にしか使えない、そんな風に考えてた時期が俺にもありました）。
ニムエは倒した、しかしガイアスはもう戻らない。と思っていたら、マーリンは既に生を操る呪文も使えるらしくガイアスを無事蘇えらせた。
最後はマーリンとガイアスの仲良し２人エンドかと思っていたら、どこからかマーリンの名を呼ぶ声が！カメラはドラゴンのもとへ！！おまえが最終回を〆るのかよと思っていたら、最後にモルガーナ姫（今話の空気）が悪予知夢で目を覚ます、という最悪のホラー演出エンドだった！！！最終回になんてことしてくれたんだ！この空気姫は！！

今回一番輝いていたのは間違いなくガイアス。今までの話では、何か起きたときには積極的に関わるキャラではなかった。いつもマーリンに対しても自重するように言っていたガイアスだが、今回は息子同然であるマーリンの命が危機にさらされたため自らがその代わりになろうとした。
しかし考えて見れば、いつだってガイアスはマーリンのことを一番に考えていたな。動きが少なかったのはそのせいか。
マーリンの旅のお供に「兎の足」とか渡したのは結構ツボだったが、ラストバトルでニムエの炎魔法をマーリンが食らったときに、てっきり「兎の足」のおかげで助かったとかのベタ演出が入るのかと思ったらそんなことなかったな。