メルニボネの皇子 読了

乳白色の髪に真紅の瞳、太古の妖術を自在に操り、魔剣ストームブリンガーで敵の魂を吸い取る、メルニボネ帝国最後の皇帝にして、流浪の皇子エルリック―その数奇な運命を、巨匠ムアコックが流麗かつ壮大に紡ぎ上げた「エルリック・サーガ」が、ついに開幕!メルニボネ帝国の落日と許婚サイモリル姫との悲恋を描く『メルニボネの皇子』と、美しい夢盗人とともに砂漠の民の「神聖乙女」を救う『真珠の砦』の2巻を収録。(裏表紙より)
一年以上積読だったが、ようやく読む決心をつけて読了。なるほど、これがヒロイックファンタジーというものか面白い。1本目の「メルニボネの皇子」は本当にもうファンタジー丸出しだった。主人公の王の座を狙う従兄、許婚の従妹、攻め入る蛮族、精霊の王、陸と海をゆく船、覗いた者の記憶を失くす記憶の鏡、眠りの魔法をかけられるヒロイン、混沌の神、そして世界を滅ぼすほどの魔剣。思ったより読みやすかった、1本目の話は。
確かTRPGでもストームブリンガーというタイトルで発売されているはずだけど、プレイレポみたいなのは少ないなあ。前に緑一色さんの漫画で紹介されていて、それによると職業をランダムで決めると農民になる確率がかなり高かった気がしたが、何をするTRPGなんだろうか?

MICHAEL MOORCOCK'S ストームブリンガー (ログインテーブルトークRPGシリーズ)

MICHAEL MOORCOCK'S ストームブリンガー (ログインテーブルトークRPGシリーズ)