蒼ざめた馬 アガサ・クリスティー

霧の夜、神父が撲殺され、その靴の中に九人の名が記された紙片が隠されていた。そのうち数人が死んでいる事実を知った学者マークは調査を始め、奇妙な情報を得る。古い館にすむ三人の女が魔法で人を呪い殺すというのだ。神父の死との関係を探るべくマークは館へ赴くが…。オカルト趣味に満ちた傑作、新訳で登場。(裏表紙より)
アガサのノン・シリーズの一作(ポワロもマープルも出てこない
。だが今回は推理作家アリアドニ・オリヴァは登場する。)
呪い殺された人間の死因がそれぞれ違う症状の病死で、病死だから警察にも疑われることは無い!とかの話だったので、最初はショート作家星新一の「殺し屋ですのよ」を連想した(まあ全然違うんですけど)。
一体どういう殺害方法なのか?かなりワクワクして読んで最後まで読んだら、殺害方法が えぇ〜っとガッカリした。でも結局ラストは見事騙されて満足の本だった。

蒼ざめた馬 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

蒼ざめた馬 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)