アリアンロッド・サガ・リプレイ・アクロス③漆黒の刃、黄金の牙
TRPGリプレイを読むときの自分の楽しみはストーリー云々より、ダンジョンマップや特殊ルールなどのギミックだったりする。ので毎回アリアンロッドのリプレイは楽しみ。
第5話「再会のアントラクト」で使われているのは進行ポイント制(PC側と敵側で先に到達ポイントに達した側が目的の物を得る、というもの)。
まあPC側が先にそれを手に入れても絶対に極自然に敵が現れて「そいつを渡してもらおうか」とかなんとか言って、戦闘になるんだけど(でも手に入れたものが役に立つものなら即その戦闘で使え有利。今回はPC側全員がフェイト全快してた)。
第6話「狼たちのパルティータ」ではアリアンロッドのファンタジー世界で爆弾解体!タイムリミットが迫る中、解除には随分ターンを消費する上にリドル付きというトンデモ爆弾。もちろん戦闘をしながらの爆弾解体シーンだ(TRPGならではという感じ。あまり映画やドラマの中では見ない。そもそも仲間が爆弾解体してる時に周りで戦闘とかされたら集中出来ないよ?!っていうか爆弾設置したら敵も逃げないと!!)
シーフ1人のターンでは恐らく解除出来ない仕組み、なのでPC側の《ジョイフルジョイフル》も計算済みでのタイムリミットだろう。GMは皆のキャラクターデータを把握して見せ場を上手く作るべき、ということか。
最後に リプレイが長期化してくると、それに伴いNPCの数も当然増える。そして本の続きは数ヵ月後となる。さあ続きを読もうとするとNPCが全くわからない、ということが凄くよくある(自分だけかな?)。だがこのアリアンロッドのシリーズはNPCが登場するとイラスト付きの小さなコマが載るため、そのNPCを思い出すことが出来るのだ!!やはりイラスト付きだと印象に残りやすい
アリアンロッド・サガ・リプレイ・アクロス(3) 漆黒の刃、黄金の牙 (富士見ドラゴン・ブック)
- 作者: 久保田悠羅,F.E.A.R.,植田亮
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 2009/11/20
- メディア: 文庫
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