魔術師マーリン第9話

「魔法の剣」
成人を迎えたアーサーを公式に皇太子と定める式が宮殿で行われる。儀式の最中、突然全身黒ずくめの騎士が飛び込んでくる。正体不明の黒騎士が籠手(こて)を投げつけて決闘を挑むと、騎士団のひとりオウェインがその挑戦を受ける。

マーリンから黒騎士の紋章の心当たりを聞かれたガイアスは、知らないと答える。だが実はガイアスはその紋章に見覚えがあった。それは20年前にウーサーとの決闘で死んだトリスタンのものだった。(公式より)

そして黒騎士とオウェインの決闘。勝負はどちらかが死ぬまでというのが騎士の決闘らしい。オウェインはアーサーのアドバイスを受けて奮闘するも、黒騎士にはどうやらダメージを与えられないようで殺されてしまう。さらに次は別の騎士団員が名乗りを上げ・・さすがに何人かは「黒騎士普通じゃなくね?」と気づいていたようだが(飲食睡眠せず、ひたすら立ち続けている)、皆正直に決闘を続けるようだ。
そんな中ついにアーサーが黒騎士と決闘することとなる。皆から止められるアーサー、マーリンはアーサーを止めるのが無理と気づき、敵を調べてドラゴンに相談しに行く。マーリンはグウェンの親父さん最高傑作の剣をドラゴンの炎で打ち直すことを提案。ドラゴンはその剣は強力過ぎる!とか言って渋っていたが、アーサー以外にその剣を使わせないのを条件に剣を鍛えてくれた。
そして決闘日、剣を用意してドキドキしながらアーサーを待っていたマーリンのもとへウーサーがやってくる(アーサーは薬で眠らされていた)。どうやら息子の変わりに自分が決闘を受けるらしい。そしてマーリンの用意した剣に目をつける。必死で誤魔化そうとするマーリン、しかし王はマーリンの用意した剣を使うことに。
!?つまりこれは勝負の後、ウーサー王が剣の力に溺れてしまい、愛する息子を自ら傷つけちゃったり、それを見て怒ったマーリンがウーサーを魔法で殺しちゃったりするシーンが始まる!!
と思ったが、ウーサーは極自然に黒騎士に勝ち、マーリンはウーサーに剣を使わせたことでドラゴンに怒られるも、極自然に武器庫から剣を盗み出し、極自然に街を抜け、極自然に湖に剣をポイ捨てするのだった。
ちなみに今回ようやくウーサーがどうして魔法嫌いなのか明らかになった(ウーサーの奥様が死亡したのは魔法が原因だったのだ)。