セブン=フォートレスの思い出

現在セブン=フォートレスは「メビウス」という4版となっているが、自分がプレイしたことがあるのは3版である「V3」だ。数回しかプレイしたことはないのだが、1つやけに印象に残っているものがある。
その頃、自分達は短いキャンペーンをプレイしていた。その中のPLの1人に天使?のようなクラスを選択している奴がいた(ルルブを持っていないため詳しいクラス名称などはよく知らない)。この天使?クラスはMP(もしかしてプラーナかも)を消費してスーパーサイヤ人のように強力な天使になることが出来た。
そして話はキャンペーンの最終回、強力なモンスターとエロイトラップを潜り抜け、さあ次の部屋がボスのいる部屋だろう、といった感じのボス一歩手前の部屋にたどり着いた。その部屋には綺麗に澄んだ泉があった。セブン=フォートレスをプレイしたことのある方ならご存知であろう回復の泉だ。自らの部屋の手前に回復の泉を設置するとは、なんとも太っ腹なボスである。おそらく「傷ついた者などとは戦うことは出来ん。我を倒したいのなら貴様らの全てを出し尽くしてみろ!!」といった感じの男前のボスなのだろう。なら最初から砦の入り口にでも立っててくれよ、全力で戦ってやるから。と言いたい所だが、それではこのボスと戦うに値しない弱者までもがボスに挑めてしまう。そのために態々こんな手の込んだことをしているのだろう。と無理やり納得しつつ、回復タイム。
ちなみにこの泉はMP(かプラーナだった)を回復するものだった。皆有難くサイコロ2個分のMPを回復させてゆく。そして悲劇。このセブン=フォートレスは判定全てにファンブルがありえるのだ!!もうオチなんて書く必要もない気がするが、天使ちゃんはファンブルを出しまくりMP(かプラーナ)0でボス戦へと挑むこととなった。スーパー天使人になれない天使はあっさりと天へと還り、自分ら他のメンバーもそのあとを追った。
今振り返ってみると最初からボスはそれが狙いで回復の泉を用意したのかも知れん・・